配効率とは
牌効率とは受けの広い形を選び、最速で4面子1雀頭の完成形を作る確率が最も高い打牌を選択するということです。麻雀の強い人は揃って牌効率を重要視していますし、麻雀の勝負の鍵は牌効率と言い切れます。いくら強い手役を作ってもアガレなければ役無しと同じであり、他家より如何に早くアガリ切るかが現代の麻雀のカギです。
では牌効率とは具体的にどのようにして考えるのでしょうか。
裏目をフォローする













この場合、手牌は平和手で両面待ちが4つあり面子オーバーな状態です。4つの両面待ち塔子の中で1つだけ捨てる必要があります。この時の考え方の基本は、ツモリ易い牌であることと裏目をフォローするということを考えます。
裏目をフォローするとは・・・
裏目の牌をツモった場合に対応できるような打牌をする。
また、裏目をフォローするという考え方と同時に、ツモリ易い牌を選択することも必要です。既に他家から何枚も捨てられておりツモれる可能性が少ない待ちがあればそちらを嫌います。今回は場に捨てられた牌を考慮しないで考えます。
切る牌 | 有効牌 | 有効牌の数 |
![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 10種39牌 |
![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 9種35牌 |
![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 9種35牌 |
ここで重要になるのが、を落とした場合に裏目である
をツモってしまった場合を考えます。
このは裏目ではありますが
と入れ替えることで断ヤオへの手変わりとなり、全くの無駄ではなくなります。このため裏目が入った場合でも対応できる
を落とすことを考えます。
また、今回の例では
の3色同順の対応にもなります。このように裏目が入った場合に良形に手変わり可能な打牌を心掛けます。