符計算方法
符とは?
麻雀の点数計算方法は「符×役」です。ある程度の麻雀打ちでも役を高くすることは考えても、符のことを全く考えない人もいます。
符計算が出来ない場合、オーラストップとの差5000点といったケースで、満貫以上を狙わなければなりませんが、符計算が出来れば40符3翻役以上ならロン上がりも可能という判断が出来るようになります。色々な局面で符計算は生きてきますので、徐々に覚えていきましょう。
符計算の基本
符計算=「副底」+「面子の符」+「雀頭の符」+「待ちの符」+「ツモの符」
手牌の符の計算方法は「副底」+「面子の符」+「雀頭の符」+「待ちの符」+「ツモの符」です。
それぞれ覚えることは少ないので少し読めばすぐ覚えられると思います。
副底(フーテイ)
副底(フーテイ)とは、20符のことで、どんな上がりであろうとも副底である20符が付きます。なぜ20符なんだ?と思われる方が多いでしょうが、何も言わず副底は20符と覚えましょう。符計算の前段階として最初から20符付いているということです。
また、面前でロンした場合のみ副底が30符となります。なぜ30符なんだ?と思われる方がいるかも知れませんが、そういうルールなのです。深く考えずに覚えましょう。
面子の符
基本的に順子(456など)には符は付かず、刻子(333など)には符が付きます。また刻子の中でも明刻(ポン)より暗刻(面前)の方が符が高く、中張牌(2〜8)よりもヤオ九牌(19字牌)の方が符が高くなります。
面子形 | 例 | 符 | |
順子 | 中張牌の順子 | ![]() ![]() ![]() |
0符 |
19牌絡みの順子 | ![]() ![]() ![]() |
0符 | |
暗刻 | 中張牌(2〜8) | ![]() ![]() ![]() |
4符 |
ヤオ九牌(19字牌) | ![]() ![]() ![]() |
8符 | |
明刻 | 中張牌(2〜8) | ![]() ![]() ![]() |
2符 |
ヤオ九牌(19字牌) | ![]() ![]() ![]() |
4符 | |
暗カンツ | 中張牌(2〜8) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
16符 |
ヤオ九牌(19字牌) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
32符 | |
明カンツ | 中張牌(2〜8) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
8符 |
ヤオ九牌(19字牌) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
16符 |
雀頭の符
雀頭にも符が付きます。雀頭形 | 例 | 符 |
中張牌 (2〜8) |
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0符 |
一九牌 (1,9) |
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0符 |
自風牌 (自分の風牌) |
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2符 |
場風牌 (場の風牌) |
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2符 |
連風牌 (自分の風牌と場の風牌) |
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4符 |
客風牌 (役の付かない風牌) |
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0符 |
三元牌 (白・發・中) |
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2符 |
待ちの符
待ち方によっても符が変わります。待ちの形 | 例 | 符 |
両面待ち | ![]() ![]() |
0符 |
シャボ待ち | ![]() ![]() ![]() ![]() |
0符 |
嵌張待ち | ![]() ![]() |
2符 |
辺張待ち | ![]() ![]() |
2符 |
単騎待ち | ![]() |
2符 |
ツモの符
最後にツモの符です。ツモの場合、面前でも鳴いている場合でも2符が加算されます。
ただし平和ツモの場合のみ2符は加算されません。
つまり平和ツモはオール順子+両面待ちですので、副底の20符にツモの2符が加算されずに20符扱いとなります。
その他の役は必ず30符以上となります。(※喰いタンロンの場合20符となる場合がありますが30符とします)
以上が符計算方法です。慣れるまではなかなか覚えられませんが、符計算練習問題をやりながら徐々に覚えていきましょう。